観光列車ランキング第一位は「雪月花」(11/29放送のかりそめ天国より)

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最終更新日:2019年11月30日

2019年11月29日に放送された「かりそめ天国」で、
有識者がガチで選んだ正直ランキング、ということで、
「絶景・コスパ・満足感 観光列車ベスト5」が発表されました。

「観光列車、それはいつもと違う豪華な車両で、
田舎の風景や絶景のなかをかけぬける、夢の旅」というナレーションで始まり、
ワクワク感のあふれる感じでスタートしました。

先日当ブログにおいてもこの放送で取り上げるであろう列車を取り上げましたが、
5つの列車全てがあたってはいました。
今回の記事ではランキングしてはどんな感じだったのか、振り返って見ようと思います。

全国には観光列車が100種類以上あり、
豪華な寝台列車やクルーズトレインをはじめとしたものまで様々です。
今回のランキングの基準としてはそうした超人気で満席が続くものは除き、
気軽に乗れてコスパ・満足感がある観光列車はどれなのかということで取り上げられました。

番組内で審査を行ったのは以下の7人の鉄道好きの方々でした。

■旅行作家 野田隆
■ホリプロマネージャー 南口裕介
■鉄道ジャーナリスト 渡部史絵
■旅行ジャーナリスト 村田和子
■鉄道ジャーナリスト 梅原 淳
■鉄道ライター 杉山淳一
■観光列車評論家 山田稔

それでは放送されたランキングを発表していきます。

近畿日本鉄道 観光特急しまかぜ(第5位)

特急料金を1000円ほどプラスするだけで観光列車気分が味わえるお得感が魅力ということで、
旅行作家の野田隆氏が評価していました。

伊勢神宮参拝者が多く利用する観光特急で、
天皇皇后両陛下もご乗車したとのことで話題となりました。

番組内でリポートしたのは、お笑い芸人のガンバレルーヤの二人。
観光列車に乗車するのはじめてということでルンルン気分で登場しました。
列車の顔が立派という感想とともに、乗車後にはシートの広さに感動をしていました。
広々とした電動リクライニングシートということで、マツコデラックスも自分が座れると大評価していました。

列車が出発してからは外の景色を広々と望める窓に感動していたガンバレルーヤの二人。
乗車中には3号車の洋風個室や、和風個室、サロン席も紹介していました。
4号車にある食堂車の紹介もしており、松阪牛重や海の幸ピラフも紹介していました。

JR四国 アンパンマン トロッコ列車(第4位)

巨大な建造物、瀬戸大橋を堪能できる魅力がある
子どもも大人も楽しめる列車ということで、紹介されました。

リポートしたのは、お笑い芸人・宮下草薙の草薙航基。
こちらも観光列車の乗車は初めてであったものの、
お笑いのネタでトロッコのネタを作ったことがあるということを言っていました。

乗車券プラス1000円で乗車できるアンパンマントロッコ。
車内・社外ともにこれでもかというほどに描かれたアンパンマンのキャラクターに目を奪われていました。
絵本の無料貸出サービスや、車内限定の販売グッズも紹介されていました。

トロッコ列車ということで、出発してから風が吹き抜けるのに大興奮していた草薙。
瀬戸大橋の中から瀬戸内海を一望できるその様子は、一度は乗ってみたいと感じさせるものでした。
また、後面展望の様子を見ると、瀬戸大橋の機械的な風景にも目をうバレていました。

しなの鉄道 ろくもん(第3位)

長野から軽井沢までを結ぶ観光列車。
鉄道ジャーナリストの渡部史絵氏もすでに5回乗車していて、おもてなしが素晴らしいとのことでした。

リポートしたのは、お笑い芸人・狩野英孝。
レトロな感じが良いという感想を最初に言っていました。

前回の記事でも取り上げましたが、デザインしたのは車両デザインの巨匠・水戸岡鋭治氏。
「ろくもん」の由来は武将「真田一族」の家紋「六文銭」から命名されたそうです。
レトロな赤色は真田幸村の赤い甲冑をイメージ。
乗車前には法螺貝の音が響きわたる、とにかく真田一族が好きであれば大満足の列車です。

乗車した狩野英孝は、和を基調とした3号車に乗車。旅程のような車内の様子に感動していました。
普段の狩野英孝は、移動の時にはほとんど眠っているそうですが、観光列車に大興奮でした。
車内で提供された料理のフルコース料理についてもふれており、
シェフが自ら乗り込んでしっかりと味や見た目を監修しているということでした。

また、おもてなしのポイントとして、浅間山が見える絶景ポイントでの停車について触れたり、
上田駅での停車時に甲冑を着ている駅長とのふれあいなどについても触れていました。

JR東日本長野支社 ハイレール星空 1375(第2位)

外の景色をただ見る列車ということではなく、夜の星空をフューチャーした列車として
取り上げられたのがこの体験型の観光列車でした。

車両の紹介では、野辺山駅に到着してから星空観光を行う列車として、
ホリプロマネージャーが大絶賛していました。

リポートしたのは、3位のろくもん乗車したあとで再びやってきた、お笑い芸人・狩野英孝。

乗車してからは国立天文台の職員だったという星空案内人の斎藤泰文さんが、
狩野英孝に季節ごとの星空について解説。

列車が発車してから30分ほどで野辺山駅に到着しましたが、
当日はあいにくの天気で、星空の観察は厳しいとのことでしたが、
車内に設置されているプラネタリウムによる星空の説明などがされていました。

番組内では、晴れていた日の星空の風景を映していましたが、
八ヶ岳の景色をバックに見える星空は非常に魅力的でした。

えちごトキめき鉄道 雪月花(第1位)


観光を楽しむだけに作られた車両ということで紹介された、
ファーストクラスのキングオブ観光列車の雪月花。
山と海を大いに満喫できるこの列車に乗車したのは、ロッチの山岡。

入線時には全体的に真っ赤な車両であるとともに、
窓も広々としている車両に感動していたロッチの山岡。
なんと2号車を貸し切ってのリポートをしていました。
人気列車であるのにも関わらず、思い切ったことをしていました。
しかし、窓が大きすぎるがあまりに車内の様子が丸見えで、
観光客の方にスマホで写真を撮られていました。

2号車は開放感のあるレストラン形式の座席で、ロッチの中岡のカジュアルな服装に対して、
ミスマッチ感がありましたが、それはそれで中々面白くみることが出来ました。

列車が出発してからは、美しい田園風景や棚田に感動していた中岡。
2号車のハイデッキに移動して妙高山を眺めつつ、
雪コースのフレンチ三段重コースのお弁当を食べていました。
新潟の二つ星レストランの料理人が監修した料理はぜいたくそのもの。

最後には日本海の絶景車窓を眺めながら、ランキングは終了となりました。

もっと色々あったかもしれませんが…

全国各地の観光列車は続々と増え続けていて、
その土地その土地の特色が色々と強く出てきているようです。
当ブログの色とはちょっと違う内容を紹介しましたが、
こうしたおもしろそうな企画をテレビでやっていた際には取り上げさせていただこうと思います。

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