青春18きっぷの値段の歴史 12,050円より前はいくらだった?

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ここ20年ほどの増税に次ぐ増税の影響で、
青春18きっぷはそのたびに値上げをしてきました。
増税は消費者の立場からしてみると、普段の生活に直接の影響が出るものですので、
なかなかに辛い部分もありますが、
もしも年が経つにつれて自分の方の給料が上がっていたとするならば、
回り回って、増税した分のお金が戻ってきているのだと思いこむようにしています(笑)

さて、今回は青春18きっぷの値段に関する歴史をお伝えします。

青春18きっぷの前身「青春18のびのびきっぷ」は、8,000円

そもそも、青春18きっぷは、はじめから「青春18きっぷ」という名称ではありませんでした。
「青春18のびのびきっぷ」として1982年(昭和57年)に発売され、
1日分有効なきっぷが3枚、2日分有効なきっぷが1枚で構成されていました。
結局いまと同じように5回分つかえることには変わりませんでしたが、
そのような構成であったために今とはまた違った使い方もさまざま考えられたかもしれません。

当時のきっぷのルールについて細かいところは割愛しますが、
まだ本州と北海道を結ぶ青函トンネルが通っていませんでしたため、
青函連絡船にも乗車ができるといったルールもありました。
その他詳しいところについては、あらゆるブログでも取り上げられておりますので、ご参考ください。

1984年(昭和59年)、8,000円から10,000円に値上げ

発売から2年あまりが経った頃、青春18きっぷは8,000円から10,000円に値上げとなりました。
それと同時に、1日分有効なきっぷが4枚、2日分有効なきっぷが1枚という形になりました。
実質的には10000円で6回分も楽しめるという仕様に変更がされたのです。
値上げではあるものの、実質的なところでいえば、リニューアル後の方が安いという形になりました。

もともとは当時の若者に鉄道旅をより広めたいという思いがあったために
青春18きっぷが始められたきっぷということもあり、
最初は相当な割引価格であったのでしょう。
しかしそれでも10,000円ですので、2019年現在よりも2000円以上安いことになります。

その後、実質6回分だった回数は、「1日分有効なきっぷが5回」という
現在と同じ形式に落ち着くこととなりました。

1986年(昭和61年)に10,000円から11,000円に値上げ

1回分あたり2000円というシンプルな価格設定から、再び変化があり、1000円の値上げとなりました。
これにより青春18きっぷ1回分が2,200円ぴったりの形となります。
最終的な形としてこの値段ということで落ち着いたのではと考えられます。

1989年(平成元年)夏から消費税(3%)の導入により11,300円に値上げ

消費税が初めて導入されたのが、平成の時代に入ってからです。
などという風に筆者である私も書いていますが、当時まだ幼いので正直全く覚えておりません(笑)
このタイミングより、青春18きっぷは11,300円という若干中途半端にも見える値段へ値上がりしました。
1回あたりの値段としては、2,260円です。

1997年(平成9年)夏から、消費税が3%から5%になり、11,500円に値上げ

消費税の3%から5%への値上げ。
この時代からは消費税などに関するはっきりとした記憶が私としてもありまして、
なんといっても自動販売機のジュースが100円から110円になったのを未だに覚えています(笑)
そんなことと同時に、青春18きっぷの方も値上げをしていました。

2007年春、まさかの8,000円で青春18きっぷが販売

ただひたすら値上げをしていく一方であった青春18きっぷ。
企業努力とかそういったところではどうにもできない部分ではありませんし、
致し方ない部分も当然大きくあったのですが、
2007年の春シーズンのみ、青春18きっぷがなんと8,000円での発売となりました。
これは、JR発足20周年記念価格として、青春18きっぷが登場時の値段として販売されたというものです。
この時に私自身は大学生ではありましたが、青春18きっぷを利用して北海道に行っていました。
まさに青春まっさかりの時に大幅な値下げをしてくださったのは本当にありがたかったです。

2014年春、再び消費税増税により11,500円から11,850円に値上げ

ここまで追ってきてみると、もはや青春18きっぷの歴史を追ってみると、
増税の歴史を追っているような気分となってきてしまいますが、もうしばらくお付き合いください。
2014年には、消費税が5%から8%へと増税がされました。
この影響で再び青春18きっぷは値上げ。1枚あたりの値段としては、2,370円です。
微妙に細かい値段での値上げとなって来たことから、
オークションサイトなどでしのぎを削って値引き交渉をしたりする光景が結構見られていました。

そして2019年冬、11,850円から12,050円に値上げ

そしてこの記事を書いている2019年冬期間の発売日である2019年12月1日。
青春18きっぷは再び値上げとなりました。
昭和の時代から1万1千円代だった青春18きっぷが、ついに1万2千円代に…。
とはいえ、物価も上がってはいると思いますので、きっとどっこいどっこいではと思います。
参考までに、以下のように表にまとめてみましたのでご覧ください。

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