最終更新日：2019年12月1日
2019年11月30日に新たに開業した「相鉄・JR直通線」。
鉄道ファンが大きく注目しておりますね。
当ブログは、青春18きっぷのことを
主に伝えるブログですので、
そうした視点でお伝えをさせていただきます。
2019年冬の青春18きっぷについては、
2019年12月10日（火）から利用期間が開始となりますので、
当ブログ記事が更新された後に情報や対応が変わる可能性がございます。
その点については随時アップデートいたしますが、ご注意ください。
目次
「羽沢横浜国大」駅では青春18きっぷは購入できない
2019年12月1日現在、2019年冬の期間の青春18きっぷは発売されましたが、
利用期間にはなっておりません。
しかしながら、相鉄の公式サイトのニュースには以下のように記載があります。
■ＪＲ線の乗車券類（ご参考）
自動券売機で100キロ区間までの普通乗車券をお買い求めいただけます。＊羽沢横浜国大駅では、JR線のそのほかの乗車券類（100キロを超える区間の普通乗車券、回数乗車券、定期乗車券、特急券、料金券、おトクなきっぷ、各種割引乗車券、Suica、特別補充券により発売する乗車券類など）については、発売・払いもどし等のお取り扱いをいたしておりませんのでご了承ください。
「羽沢横浜国大駅」には100キロ区間までの普通乗車券を買うことができる自動券売機がありますが、
JRのみどりの窓口や指定席券売機がありませんので、
青春18きっぷの他の企画乗車券も購入はできません。
また、羽沢横浜国大駅では、以下のJR東日本のページに記載のあるように、
みどりの窓口もありません。
https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=1749
そのため、青春18きっぷを買う手段がありません。
あくまでも「相鉄・JR直通線の境界駅」ということであり、
駅の営業・管理は相鉄が担当。設備・機器類もほとんどが相鉄のものであることから、
JRの駅として出来ることは限られてしまっているようです。
「羽沢横浜国大」駅では青春18きっぷは使えるのか
実際に期間がスタートしてからでないと正確なところについては不明となりますが、
羽沢横浜国大駅は、JR東日本旅客鉄道の駅ですので、青春18きっぷは使用できます。
当然ですが、青春18きっぷでは相模鉄道の乗車は一切できません。
相模鉄道を利用する場合にはきっぷをきちんと購入する必要があります。
「羽沢横浜国大駅」から「海老名駅」までを相模鉄道で移動すれば、
JR相模線沿線への移動が可能となり、厚木方面へのアクセスは良くなります。
とはいえ、長距離の移動を武蔵小杉から西に向かう場合にはあまり使用しそうではありませんが…。
埼京線の快速がダイヤ改正後に武蔵浦和～大宮が各駅に変更
これまでの埼京線の快速列車では、中浦和駅、南与野駅、北与野駅が通過していましたが、
ダイヤ改正後には、これらの駅にも止まるようになります。
青春18きっぷのスタート駅が増えるという意味では嬉しくはありますが、
少しでも早く移動したい方にとってはもどかしくもなります。
ちなみに、通勤快速に関しては別で、中浦和駅、南与野駅、北与野駅は通過となります。
湘南ライナー10号が廃止となるので、ワープ手段が１つ減る
小田原発の東京方面に向かう湘南ライナーの本数が残念ながら１つ減ります。
湘南ライナーは、首都圏の18きっぱーにとっては馴染み深いきっぷですので、
これはそれなりに影響も大きいでしょう。
湘南ライナー8号は二階建対面ボックスシートでで10両編成。
湘南ライナー10号は対面ではない4列シートの7両編成です。
湘南ライナー8号の利用者一部と湘南ライナー10号の利用者一部は、
より本数が多くて便利な在来線グリーン車への利用に移行されると考えられますが、
指定席という形ではなくなってしまうので、普段の通勤時に利用する場合には
せっかくグリーン券を買ったとしても座れなくなる可能性もあります。
湘南ライナー10号がなくなるのは残念ですが、
別の手段も色々とあるので、致し方ないところではあります。
あまり青春18きっぷの利用には関係はないかも
ダイヤ改正による影響はあるものの、羽沢横浜国大駅が青春18きっぷに対して
大きな影響があるかは微妙なところでした。
埼京線や湘南ライナーについても多大な影響ではありませんが、
普段から利用をしている方にとっては大きな出来事ではありそうです。
まずは速報的な内容でこちらのブログではお伝えしましたが、
引き続き詳しい内容についても追記していこうと思います。
