18きっぷ旅の最中にトラブルが起きたら

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最終更新日:2019年11月20日

青春18きっぷ旅というのは、
日本全国どこへでも安く行けると錯覚しがちですが、
基本的には出来ないことの方が多いです。

乗り換え検索や時刻表で、どこからどこまで行けるかというのを
調べてみると、1日かければ日本の半分ぐらいは
かなり頑張れば大体移動出来ます。

しかし、それはあくまでも机上の空論。
日本の鉄道路線は非常に時間には正確ですが、
予期せぬトラブルで予定通りのルートが辿れない場合があります。

例えば、

大雨、洪水、雷、台風、強風、波浪、倒木などの『自然災害』や、
動物と列車が激突、沿線火災、列車故障、信号トラブル、
別の路線が遅れていることによる運転間隔の調整などの『車両トラブル』
人身事故、線路内への人の立ち入り、乗客の混雑、
車内でのトラブル(病人や、痴漢や汚物の飛散、喧嘩)などの『人為的なトラブル』
などなど。

何も起こらなければ、列車が遅れることはほとんどありませんが、
長旅をしていると、上に挙げた何かしらが発生することが多々あります。

こうした事態になった場合に対処することが出来るか?

そんなときの対処方法は、2つです。

1.そのまま運転の復旧を待つ。
2.別の交通手段で回避する。

シンプルですが、この選択肢は非常に悩みどころです。

1の運転の復旧を待つ場合には、追加で費用は発生しませんが、
2の別の交通手段(新幹線・バス等)で回避する場合には当然費用が発生します。

お金のない旅の場合、この辺りは予算とのせめぎあいなので、
なるべく早いタイミングでの決断が必要になります。
悩んでいる間に時間は過ぎていくので、財布と相談しましょう。

また、1が深夜遅くで終電がなくなってしまった場合には
その場で宿泊する場所を確保する必要があります。
これが最も出費が大きくなるパターンなので、
どちらかと言えば2の別の交通手段で回避がベターでしょう。

ちなみに、青春18きっぷは
列車が運転できなくなった場合、
運転される代行バスやタクシー、代わりの特急・新幹線・他社私鉄への
振替は基本的にはないと思ったほうがいいでしょう。
ですが、一応代替手段が利用できるか駅員に聞くだけは聞いてみましょう。

その時の注意点としては、当然のことではありますが、
天災は鉄道会社に防ぐことはできませんし、
人が突然線路に立ち入ったら列車は急に止まれません。
鉄道会社でどうしようもないところもありますので、
あくまでも気楽かつ冷静に、旅のトラブルは楽しむつもりで行きましょう。

右も左も分からない場所に初めて行けば何かが起こります。
もしそれがトラブルであったのなら、
いつか良い思い出になることでしょう。

それでは今年も良い旅をお楽しみください。

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