
最終更新日:2019年11月3日
鉄道オタクはファッションに無頓着とよく言われがちで、
自分もほぼそれに当てはまってしまうわけですが、
青春18きっぷの旅においての『カバン』選びにはこだわりがあります。
といっても、ブランドとかおしゃれとかそういうわけではなく、
どういうカバンで行くかどうかになるのですが、今回はその点をお伝えしてみようと思います。
手ぶら
カバンの話を出しておきながら、そりゃないよと思ったアナタ。
極端な話ですが、18きっぷの日帰り旅であればスマートフォン1つあれば成立します。
スマートフォンケースに青春18きっぷがついていれば、もう完璧です。
そもそも、物を持つから重くなるわけで、何も持たないという答えにたどり着くのは何も不思議ではありません。
・時刻表(交通新聞社がアプリを出しています)
・カメラ(もともと備わっている)
・時計(もともと備わっている)
・音楽(itunesなど)
・財布(キャッシュレス決済)
これらの機能が備わってさえいれば、スマホで十分です。
スマホ決済が使えない時や不測の自体に備えて、現金1万円程度を持っていれば、完璧です。
特に、1日の旅ということであれば、荷物を色々と持つよりも、フットワークが大切です。
1日の旅であれば、スマートフォンのバッテリーも持つでしょうし、
最悪その点はバッテリーを買うなどする方法も取れます。
ただし、一泊以上の旅となる場合には、不潔ですので、きちんとカバンに着替えを入れて行きましょう。
リュックサック
18きっぷの旅において大本命となる、リュックサックです。
鉄道好きな方々にとってみればおなじみです。
両手が塞がらない、両肩で背負うから多少重くても楽ちん。
カメラを構える時にもきっぷを出す時にも、手ぶらと遜色ない動きができます。
背負ってさえいれば安心なので、どこかに置き忘れる心配も、あまりありません。
小さめサイズのデイバッグであれば小旅行に、大きめのバックパックタイプであれば長期間の旅に使えます。
20リットルか30リットルサイズのもので十分です。
満員電車に乗る際には、必ず背負うのをやめて、足元におくか、前で背負いましょう。
ショルダーバッグ(ボディバッグ)
ココ数年で身につける人が増えてきたショルダーバッグ。
最低限の荷物を入れる程度にしか使えませんので、
日帰り旅のプラスアルファとしての役割が主になるでしょう。
下着程度なら入るので、無理やり一泊旅はできなくはありませんが、やはり日帰り向けです。
ちなみに私はショルダーバッグに財布にスマホと小物類と
大きめのモバイルバッテリーを入れるスタイルです。
最初にご紹介した手ぶらだと、さすがにポケットにモバイルバッテリーまでは入らないので、
ちょっとしたものを入れられるショルダーバッグは重宝します。
折りたたみ可能なサブバッグをショルダーバッグに入れておけば、
何か旅先でお土産を買った時に重宝します。
トートバッグ
移動する時には常に脇にかかえているか、手でもっていなければならないので、
あまりおすすめはしません。
片手が塞がることは、長旅においてはダメージが大きいです。
乗り換えが多くなってくると注意力も意外と散漫になりがちですので、
トートバッグごと忘れてしまう可能性も結構高まります。
そこまで収容性がなくて青春18きっぷ旅においての機能性としても不十分ですので、
あまりおすすめはできません。
いつも使っている慣れたカバンがトートバッグということであれば、
日帰り旅には一応使えるかなといったところでしょう。
ビジネスバッグ
仕事で使うようなタイプのカバンも、トートバッグと同じ理由であまりおすすめはできません。
収容性が悪く、見栄え的にも悪いです。
スーツに合うようなカバンで、旅行をするのはあまりイメージが湧きません。
出張で18きっぷを使用するシチュエーションでもない限りは、ビジネスバッグは選択しないでしょう。
ボストンバッグ
たくさんのものが入るという点においては、意外とボストンバッグは重宝します。
長旅の場合には選択肢としては間違ってはいません。
移動する時に片手が塞がるデメリットはありますが、
その代わりに大きな収容力があるメリットが手に入れられます。
使い方によっては、外で昼宴する時の枕代わりにもなりますし、物が取り出しやすいです。
ただし、移動が多くなると毎回片手に負担がかかりますので、
あまり重い荷物とならないように注意がひつようです。
キャリーバッグ
意外と盲点なのが、キャリーバッグです。
軽いフットワークでの旅には向いていませんが、のんびりとした旅には意外とキャリーバッグは向いています。
片手がふさがってしまうデメリットと引き換えに、重いものの持ち運びにはかなり重宝します。
カメラを入れたり、場合によってはタブレットやノートPCを入れたりするような方には、
キャリーバッグがおすすめです。
できる限り中身を空にしておいて、旅の途中で買ったお土産をどんどんと収納していくのがおすすめです。
収納性が低かったり、背負わなければならないタイプのカバンだったりすると、
荷物が増えれば増えた分だけ、重かったり、荷物を2つ3つとわける必要が出てきます。
こちらの記事に乗せているような布製のカバンに車輪がついただけのタイプは、
安く手に入るので悪くはないのですが、ガッチリとした作りのキャリーバッグで、
上に座ることができるようなものであれば、長旅で立っているのが疲れた時にも座れます。
さらに、最近ではキャリーバッグにリュックサックの機能がついたものが出ていたりします。
そうしたものであれば、荷物が少ないときにはリュックサックの役割を、
荷物が増えて来たらキャリーバッグの役割を果たすことができるので、一石二鳥です。
ただし、キャリーバッグとしての機能を持つリュックサックの場合、車輪の部分が重かったりするので、
背負い続ける期間が長くなると辛くなってしまうかも知れません。
私はこういう2WAYタイプのカバンを使用しています。便利です。
今回は、青春18きっぷの旅で向いていると思われるカバンについて、
色々と記してみました。
結局の所は機能性に尽きる部分はありますが、
移動時間の長い旅にあっているものが選ばれると言えるでしょう。