2021年冬の値段・期間について

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最終更新日:2021年12月14日

青春18きっぷ 2021年 冬の発売期間/利用期間について

青春18きっぷはきっぷうりばでも買えます

2021年(令和3年)冬の青春18きっぷシーズンがはじまりました。

今回は年末年始ということで、来年2022年(令和4年)の1月上旬ごろまでが使用期間です。
発売期間は、年末までの2021年12月31日となりますので、購入を目的とされている方はお忘れなく。

2021年 冬 発売期間

2021年(令和3年)12月1日(水) ~ 2021年(令和3年)12月31日(金)

2021年 冬 利用期間

2021年(令和3年)12月10日(金) ~ 2022年(令和4年)1月10日(月)

2021年 冬 有効期間

1券片5回(人)まで利用できます。1人で5日つかうことも、5人で1日つかうことも可能です。
1回(人)分で乗車日当日に限り有効です。乗車日が翌日にまたがる場合は、原則、乗車している列車が夜の12時を過ぎてから一番最初に停車する駅までが青春18きっぷが有効となりますが、東京・大阪の電車特定区間は乗車日の終電車まで有効です。

青春18きっぷ 2021年 冬の値段について

12,050円(消費税10%込)

青春18きっぷ、1回分あたりの値段は、2410円です。2回分から4回分までの値段は下記の通りとなります。

  • 青春18きっぷ 1回分あたりの値段 2410円
  • 青春18きっぷ 2回分あたりの値段 4820円
  • 青春18きっぷ 3回分あたりの値段 7230円
  • 青春18きっぷ 4回分あたりの値段 9640円

片道1205円以上のきっぷを購入して1日以内に往復すれば、元が取れることとなります。

青春18きっぷのおとな料金・こども料金

青春18きっぷは、通常の乗車券や特急券とは異なり、おとな料金・こども料金による値段の違いはありません。

「おとな」と「こども」の区分は、「おとな」は 12歳以上(12歳でも小学生は「こども」)、「こども」は 6歳以上12歳未満が対象となります。「こども」よりも幼い6歳未満は、「幼児」もしくは「乳児」に該当しますが、基本的には無料となりますが、以下のような人数や条件によっては「こども」扱いになります。

■「おとな」または「こども」1人に同伴される「幼児」の人数が2人を超える場合。

⇒青春18きっぷを持っている1人の「おとな」もしくは「こども」に6歳以下の「幼児」もしくは「乳児」が3人以上一緒に移動する場合、3人目から 「こども」の運賃・料金が必要となります。つまり、青春18きっぷがもう1回分必要となります。

■「幼児」が単独で旅行する場合。

⇒6歳未満の幼児が一人で列車に乗車する場合には青春18きっぷを1回分使用することとなります。しかし、幼児が一人で旅行する場合には「こども」料金が適用となるため、かなりの長距離を利用しない限りは元が取れない可能性があります。

青春18きっぷの発売箇所

2021年冬に青春18きっぷが購入できる場所は以下の通りです。

  • JRの駅にある「みどりの窓口」
  • JRの駅の指定券券売機
  • 旅行会社

みどりの窓口で青春18きっぷを購入

「みどりの窓口」で青春18きっぷを購入する場合、みどりの窓口にいる駅員の方がいる窓口で「青春18きっぷを購入したいです」と伝えると購入することができます。

みどりの窓口で購入する場合、青春18きっぷ以外のきっぷの購入や払い戻し、経路の相談などを行う方もいる場合、混雑をしているケースがあります。特に年末年始ともなるとみどりの窓口は混雑するケースが増えるため、購入を急いでいる場合には、みどりの窓口での購入はあまりおすすめはできないと考えられます。

しかし、みどりの窓口は駅員の方から直接購入することができるので、青春18きっぷに関する不明点や疑問についてその場で聞くことも可能です。調べてばわかることも多いですが、不明点はあらかじめ解消をしておくと、実際の旅行の際に困ることもなくなりますので、聞いてみるのもよいと考えられます。

指定席券売機で青春18きっぷを購入

駅の規模や大きさにより、設置されている指定席券売機の数が変わってきますが、指定席券売機が設置されている駅の場合、駅の営業時間内であればいつでも青春18きっぷを購入することが可能となっています。

券売機の 「おトクなきっぷ」 で「青春18きっぷ」を探せば手順に従って購入することができます。1枚購入する場合は「1人」を選択すればOKです。同時に何枚か購入したい場合には、最大4枚まで購入することができます。

指定席券売機が混雑していなければ、自分のタイミングですぐに購入することができるので、手早く青春18きっぷを入手することができます。自分自身で購入をするため、間違ったきっぷを購入することが内容に注意しましょう。

旅行会社で青春18きっぷを購入

日本旅行、近畿日本ツーリスト、JTBなどの大手旅行代理店、旅行会社でも青春18きっぷの購入は可能です。

JRの駅員の方とは違い旅行全般の手配を行っているのが旅行会社となりますので、担当される旅行会社の職員の方によっては対応に時間がかかるケースがある可能性がありますが、旅行会社によっては、その会社ごとのJCBギフトカードやUCギフトカードといった商品券を使用することができる可能性もあります。実際に商品券が利用できるかどうかは商品券の種類によりますので、問い合わせてみるのがおすすめです。

青春18きっぷの購入決済方法

  • 現金
  • クレジットカード/デビットカード
  • QRコード決済(キャッシュレス決済)
  • Suicaなどの交通系電子マネーで購入

現金で購入

「みどりの窓口」「指定席券売機」「旅行会社」ともに現金での購入は可能です。現金で青春18きっぷを購入する場合は、指定席券売機で購入する場合のみ、5円玉と1円玉が使用できない程度がデメリットとなりますが、特段メリットもありません。

クレジットカード/デビットカードで購入

現金と同様に、「みどりの窓口」「指定席券売機」「旅行会社」すべてでクレジットカードでの青春18きっぷの購入が可能です。クレジットカードのメリットは、カード会社別のポイントが付与されるため、ポイント率に応じてキャッシュバックを得ることができます。デメリットとしては、当然ながらクレジットカードの利用限度額が足りなければ利用ができません。また、万が一青春18きっぷを購入後に使用前に旅行を取りやめることとなり、払い戻しを希望する場合はクレジットカード会社によっては返金対応まで日数がかかる場合があります。

QRコード決済(キャッシュレス決済)

paypay、メルペイ、LINEPAYなどのQRコード決済では 「みどりの窓口」「指定席券売機」「旅行会社」 などでの窓口においての青春18きっぷの購入はできません。現金やクレジットカードなど、ほかの方法で購入する必要があります。

Suicaなどの交通系電子マネーで購入

Suicaなどの交通系電子マネーの残高を利用して青春18きっぷを購入することもできます。Suicaにあらかじめ現金で残高をチャージしてから購入する形となりますので、現金で購入する方法とさほど大きく変わらない部分もありますが、こうした方法も可能です。

青春18きっぷ1回分の値段(2410円)と他交通機関の比較

青春18きっぷ1回分と高速バスの値段比較

高速バスの料金比較サイト「バス比較なび」によると、東京発の高速バス料金の2021年冬の最安値は、「東京~静岡」の1,000円となっています。こちらの1,000円はあくまでも最安の値段となりますので、高速バスの料金が安い平日の昼間など、出発日・出発時間が限定されてしまいます。

そのほかに青春18きっぷ1回分である2,410円よりも安い高速バスの区間は、 「東京~山梨」の1,600円 、「東京~新潟」の1,800円、「東京~長野」の1,900円、「東京~仙台」の2,000円、「東京~名古屋」の2,000円となります。

純粋な移動の手段として考えた際には、青春18きっぷよりも安い値段で目的地まで移動することが可能となりますが、高速バスの場合は東京都心の高速バスの発着所まで向かわなければなりません。その発着所まで向かう交通費もかかる形となりますが、青春18きっぷで移動する場合においては、近くにJRの駅があれば1日でどこからどこまで行っても2,410円で変わりませんので、どちらがお得に移動可能かどうかを確認するのが望ましいと考えられます。

青春18きっぷ1回分と飛行機の値段比較

格安航空券サイト「エアトリ」によると、航空券の2021年冬の最安値は「東京~札幌」の5,240円でした。そのため、青春18きっぷ1回分の2,410円、2回分の4,820円よりも高い形となりますが、過去には格安航空会社(LCC)では片道1,000円以下のキャンペーンが実施されたこともあります。

また、新型コロナウイルスの国内感染状況の状況に応じてとなりますが、GoToトラベルキャンペーンの再開次第によっては、飛行機の利用が大幅に割引となる可能性があります。青春18きっぷの2021年の冬期間の間にはGoToトラベルキャンペーンの再開は現在のところ考えにくいですが、2022年以降の青春18きっぷシーズンにおいては影響がある可能性もあるでしょう。

青春18きっぷ1回分とフェリーの値段比較

青春18きっぷとの相性が比較的良い交通機関の一つが、フェリーです。日本は島国であるため、全国各地にフェリーによる移動ができる場所があります。

本島から離島への移動だけでなく、例えば本州から四国への移動をすることができるケースもあります。兵庫県の神戸から香川県の高松市までを結ぶジャンボフェリーは、通常料金が1,990円、回数券等を使用することにより、最安1,700円で利用可能となっています。青春18きっぷ1回分である2,410円よりも安く、かつ乗船する際の環境によっては横に寝転んだりすることもできます。

また、青森から函館を結ぶフェリーを徒歩で乗船する場合、「青函フェリー」は最安1,800円~、「津軽海峡フェリー」 は最安2,260円となっています。本州から北海道に青春18きっぷで移動する場合、現在では「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を購入しなければ、青春18きっぷでの移動はできません。こちらのオプション券は2,490円となっているため、2410+2490=4,900円が必要となります。さらに、利用できる区間に制限が多々あるうえにダイヤ接続も悪いため、青春18きっぷ利用者にとってはやや使い勝手が悪い形となります。青春18きっぷ旅を充実させるコツの一つとして、フェリーの使い方はあるかもしれません。

コロナ禍となってから、もっとも状況が落ち着いている青春18きっぷシーズンがやってまいりました。
当ブログも更新を自粛(といいますか本業が忙しく何もできなかった)しておりましたが、
本格的に更新を再開します!改めてどうぞよろしくお願いいたします。

青春18きっぷ旅におすすめホテル

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